「授乳中に乳酸菌サプリを飲んでも大丈夫?」「産後の便秘がなかなか治らない」「赤ちゃんのためにも腸活したい」。授乳中のお母さんから、こうした声をよく聞きます。
授乳中の腸活は、お母さん自身の体調回復と赤ちゃんの健康的な腸内環境づくりの両方をサポートできます。母乳にはオリゴ糖や免疫成分が含まれており、お母さんの腸内環境が母乳の質にも影響する可能性があるのです。
この記事では、授乳中に安心して取り入れられる腸活サプリの選び方と、おすすめの食事法を詳しく解説していきます。

🌿 腸活とあわせて、体質に合う漢方も知りたい方へ
LINEで薬剤師に相談できるオンライン漢方薬店「YOJO」

- ✅ LINEで約3分の体質チェック
- ✅ 漢方選びを薬剤師に無料で相談できる
- ✅ 相談して決めた漢方を自宅にお届け
- ✅ 取り扱いは第二類・第三類医薬品
※体質チェックと相談までは無料。持病がある方・服薬中の方は医師にご相談ください
授乳中に腸活が大切な理由
産後の便秘問題
出産後は、妊娠中のホルモン変化の影響がまだ残っていること、育児による睡眠不足やストレス、水分不足などが重なり、便秘に悩むお母さんが多いです。授乳によって体の水分が母乳に使われるため、意識的に水分を摂らないと便秘が悪化しやすくなります。
母乳と腸内環境の関係
母乳には「ヒトミルクオリゴ糖(HMO)」という成分が含まれています。HMOは赤ちゃんの消化酵素では分解できませんが、赤ちゃんの腸内でビフィズス菌のエサとなり、腸内環境の発達をサポートします。
お母さんの腸内環境が良好であれば、母乳を通じて赤ちゃんに良い影響を与えられる可能性があります。
免疫成分の受け渡し
母乳にはIgA(免疫グロブリンA)などの免疫成分が含まれています。お母さんの腸内環境が良好でIgAの産生が活発であれば、母乳を通じて赤ちゃんの免疫をサポートできると考えられています。
授乳中の腸活サプリの選び方
基本は乳酸菌・ビフィズス菌サプリ
乳酸菌やビフィズス菌のサプリは、腸内に自然に存在する菌を補給するものであり、授乳中でも基本的に安全とされています。ただし、心配な場合はかかりつけ医に相談してから始めましょう。
授乳中の腸活サプリ選びのチェックポイント:
- 複数種類の善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌・酪酸菌)が含まれているもの
- 添加物が少なく、成分がシンプルなもの
- 「妊婦・授乳中の方もお使いいただけます」の記載があるもの
- GMP認証などの品質管理基準を満たしているもの
酪酸菌サプリも注目
酪酸菌は腸内で酪酸(短鎖脂肪酸の一種)を産生し、腸のバリア機能を強化します。腸壁を健康に保つことで、お母さんの腸内環境全体の安定に役立ちます。ミヤリサンやビオスリーなどの整腸剤にも酪酸菌が含まれています。
酪酸菌の効果については以下の記事で詳しく解説しています。

食物繊維サプリも選択肢のひとつ
食事だけで十分な食物繊維を摂るのが難しい場合は、イヌリンや難消化性デキストリンなどの食物繊維サプリを活用するのもよい方法です。飲み物や料理に混ぜるだけで手軽に食物繊維を補給できます。
イヌリンの効果については以下の記事を参考にしてください。





授乳中の腸活おすすめ食事メニュー
朝食のおすすめ
- ヨーグルト+バナナ+オリゴ糖:善玉菌の補給+エサの供給が同時にできる
- 全粒粉パン+チーズ+ほうれん草のスープ:食物繊維+カルシウム+鉄分
- もち麦入りおにぎり+味噌汁:水溶性食物繊維+発酵食品
オリゴ糖のシロップはヨーグルトや飲み物に小さじ1杯混ぜるだけなので、片手がふさがりがちな授乳期でも扱いやすいです。砂糖の代わりの甘みとして使っている方もいます。
昼食のおすすめ
- 納豆パスタ:発酵食品+炭水化物でエネルギーもしっかり補給
- 具だくさんの味噌汁+ご飯+焼き魚:バランスの良い和食の定番
夕食のおすすめ
- 鮭のホイル焼き+ぬか漬け+わかめサラダ:ビタミンD+乳酸菌+食物繊維
- 鶏肉と野菜の煮物+納豆+もち麦ご飯:タンパク質+発酵食品+食物繊維
間食のおすすめ
- バナナ(オリゴ糖と食物繊維)
- ナッツ類(食物繊維と良質な脂質)
- 甘酒(発酵食品・「飲む点滴」とも呼ばれる栄養価の高さ)
甘酒を選ぶときは、アルコールを含まない米麹タイプかどうかを必ず確認してください。酒粕から作られたものにはアルコールが含まれるため、授乳中は避けたほうが安心です。
授乳中の腸活で意識したい生活習慣
水分補給を最優先にする
授乳中は母乳の分泌に水分が使われるため、1日2リットル以上の水分摂取を目標にしましょう。白湯やルイボスティーなどカフェインフリーの飲み物がおすすめです。
ティーバッグを箱でストックしておくと、水出しでまとめて作って冷蔵庫に入れておけます。授乳のたびに飲む習慣にすると、水分量を確保しやすくなります。
睡眠不足への対策
夜間授乳で睡眠が分断されるのは避けられません。日中に赤ちゃんと一緒に昼寝をするなど、トータルの睡眠時間を確保する工夫をしましょう。睡眠不足は自律神経を乱し、腸の動きにも影響します。
軽い運動を取り入れる
産後の体が回復してきたら、ベビーカーでのお散歩や産後ヨガなど、軽い運動を取り入れましょう。運動は腸の蠕動運動を促すだけでなく、気分転換にもなります。
⭐おすすめ記事
YOJOの相談の流れや料金は、こちらの記事でくわしく紹介しています。


授乳中に気をつけたいこと
- 市販の便秘薬を自己判断で使わない(一部の下剤は母乳を通じて赤ちゃんに影響する可能性がある)
- カフェインの摂りすぎに注意(1日200mg程度まで)
- アルコールは基本的に控える
- 極端な食事制限やダイエットをしない(母乳の質と量に影響する)
- サプリメントを新しく始めるときはかかりつけ医に相談する
Q&A:授乳中の腸活に関するよくある質問
Q. 授乳中にビフィズス菌サプリを飲んでも赤ちゃんに影響はありませんか?
ビフィズス菌は腸内に自然に存在する菌であり、基本的に授乳中のサプリ摂取は安全とされています。ただし、体調の変化が気になる場合はかかりつけ医に相談してください。
Q. 授乳中の便秘がひどいです。どうすればいいですか?
まずは水分摂取量を増やすことが最優先です。1日2リットル以上を目標にしてください。食物繊維を多く含む食品(バナナ、もち麦、海藻など)を意識的に摂り、軽い運動も取り入れてみましょう。それでも改善しない場合は医師に相談してください。
この中でいちばん手間がかからないのがもち麦です。白米に混ぜて炊くだけなので、献立を変えずに水溶性食物繊維を足せます。
Q. 母乳の出を良くするために腸活は役立ちますか?
腸内環境を整えることで栄養の吸収効率が上がり、結果的に母乳の質をサポートできる可能性があります。また、十分な水分摂取とバランスの良い食事は、母乳の分泌にも良い影響を与えます。
Q. 赤ちゃんの便秘にも腸活は有効ですか?
赤ちゃんの腸内環境は成長とともに変化していきます。母乳に含まれるオリゴ糖が赤ちゃんの腸内でビフィズス菌を育てるエサになります。赤ちゃんの便秘が気になる場合は、まず小児科に相談するのが安心です。赤ちゃんの腸活については以下の記事も参考にしてください。



mitas seriesの妊娠中・授乳中の腸活サプリの選び方も参考になります。
万田発酵の妊婦さんの腸活ガイドでは、妊娠中から産後の腸活について解説されています。


産後の腸活スケジュール目安
産後1ヶ月(産褥期)
産後すぐは体の回復が最優先です。消化の良い食事を心がけ、水分補給をこまめに行うことが大切です。味噌汁やスープなど温かい汁物を中心に、ヨーグルトやバナナなど手軽に食べられるものから始めましょう。
産後2~3ヶ月
体が少しずつ回復してくる時期です。発酵食品と食物繊維を意識した食事を本格的に始めましょう。授乳リズムが安定してきたら、乳酸菌サプリの導入も検討できます。ベビーカーでの短い散歩など、軽い運動も取り入れてみてください。
産後4ヶ月以降
育児にも慣れてきて、自分の食生活に気を配る余裕が出てくる方も多い時期です。腸活を日常の習慣として定着させていきましょう。食事のバリエーションを増やし、さまざまな種類の発酵食品や食物繊維を摂ることで、腸内細菌の多様性を高めることが大切です。
授乳中の腸活は、お母さんの便秘解消や体調管理、そして赤ちゃんの健やかな腸内環境づくりにつながります。乳酸菌やビフィズス菌のサプリを上手に活用しながら、発酵食品と食物繊維を意識した食事、十分な水分補給を心がけましょう。何より大切なのは無理をしないこと。自分のペースで、コツコツ続けていきましょう。
🌿 腸活とあわせて、体質に合う漢方も知りたい方へ
LINEで薬剤師に相談できるオンライン漢方薬店「YOJO」

- ✅ LINEで約3分の体質チェック
- ✅ 漢方選びを薬剤師に無料で相談できる
- ✅ 相談して決めた漢方を自宅にお届け
- ✅ 取り扱いは第二類・第三類医薬品
※体質チェックと相談までは無料。持病がある方・服薬中の方は医師にご相談ください


