「赤ちゃんが何日もうんちが出ていない…これって便秘なのかな?」と不安になった経験はありませんか。
赤ちゃんの排便ペースには個人差がありますが、いつもより明らかに回数が減っている、お腹が張って苦しそうにしているといった様子があるなら便秘のサインかもしれません。新生児期から離乳食期まで、実はそれぞれの時期で便秘の原因が異なります。正しい知識を持っておくことで、落ち着いて対処できるようになります。
この記事では、赤ちゃんの便秘が起きる原因を月齢別に整理しながら、家庭で安全にできるケア方法をわかりやすく解説していきます。

🌿 腸活とあわせて、体質に合う漢方も知りたい方へ
LINEで薬剤師に相談できるオンライン漢方薬店「YOJO」

- ✅ LINEで約3分の体質チェック
- ✅ 漢方選びを薬剤師に無料で相談できる
- ✅ 相談して決めた漢方を自宅にお届け
- ✅ 取り扱いは第二類・第三類医薬品
※体質チェックと相談までは無料。持病がある方・服薬中の方は医師にご相談ください
赤ちゃんの便秘とは?判断の目安を知ろう
まず大前提として、赤ちゃんの排便ペースには大きな個人差があるということを覚えておきましょう。1日に何回も出る子もいれば、2〜3日に1回がその子のペースという場合もあります。大人の感覚で「毎日出ないのはおかしい」と考える必要はありません。
便秘を疑うサイン
- 普段より排便間隔が空いている:いつもは毎日出ていたのに3日以上出ない
- お腹がパンパンに張っている:触ると硬い感じがする
- 排便時に顔を真っ赤にしていきんでいる:苦しそうにうなっている
- うんちが硬くてコロコロしている:ウサギの糞のような形状になっている
- 機嫌が悪い・ミルクの飲みが悪い:お腹の不快感が原因の可能性がある
- 排便時に泣く:硬い便が肛門を傷つけて痛みを感じている場合がある
済生会の解説ページでも、離乳食期に便秘になる赤ちゃんは意外と多いことが紹介されています。判断に迷ったら、かかりつけの小児科に相談するのが安心です。
月齢別に見る赤ちゃんの便秘の原因
赤ちゃんの便秘は、月齢によって原因が異なるのが特徴です。それぞれの時期で何が起きているのかを整理しておきましょう。
新生児期(生後0〜1ヶ月)
この時期は消化器官がまだ未発達で、腸の蠕動運動も弱い状態です。母乳やミルクだけで過ごしているため水分不足が便秘の直接原因になることは少ないですが、腹筋の力が弱いためにうまくいきめないことがあります。母乳の場合はほぼすべてが吸収されてしまい、便の量自体が少ないこともあります。
生後2〜5ヶ月
この時期になると腸の機能が発達し、排便のリズムが変わることがあります。母乳の赤ちゃんの場合、生後2ヶ月頃から急にうんちの回数が減るケースは珍しくありません。これは腸での吸収効率が上がったためで、便秘ではなく正常な発達過程であることが多いです。ミルク育児の赤ちゃんは、母乳育児の赤ちゃんに比べて便が硬くなりやすい傾向があります。
離乳食開始期(生後5〜6ヶ月以降)
離乳食が始まると、食事内容の変化によって便の性状が大きく変わります。離乳食期は赤ちゃんの便秘が特に起きやすい時期として知られています。母乳やミルクの量が減って水分摂取が不足しがちなことや、食物繊維のバランスが崩れやすいことが原因です。離乳食の進め方は赤ちゃんの個性に合わせて調整することが大切です。
離乳食が始まったら、食事と一緒に白湯や麦茶などの水分を意識的に与えることが便秘予防につながります。暑い季節は特に水分補給を忘れずに。
家庭でできる赤ちゃんの便秘ケア方法
病院に行くほどではないけれど、なんとかスッキリさせてあげたい。そんなときに試せる家庭でのケア方法を紹介します。
お腹の「の」の字マッサージ
お腹に「の」の字を描くようにやさしくマッサージしてあげましょう。おへそを中心に時計回りにゆっくりとなでるのがポイントです。お風呂上がりの体が温まった状態で行うと、腸の動きが活発になりやすいです。力加減は「お腹がほんの少しへこむくらい」で十分です。赤ちゃんとの触れ合いの時間にもなるので、リラックスした雰囲気で行ってみてください。
足の自転車こぎ運動
赤ちゃんを仰向けに寝かせて、両足をやさしく持ち、自転車をこぐように交互に動かしてあげましょう。この動きがお腹への刺激となり、腸の蠕動運動を促す効果が期待できます。赤ちゃんとのスキンシップにもなるので、遊びの延長として取り入れてみてください。左右交互に10回ずつくらいから始めるのがおすすめです。
綿棒刺激(綿棒浣腸)
ベビーオイルやワセリンを塗った綿棒の先端を、赤ちゃんの肛門に1〜2cm程度やさしく入れて、くるくると円を描くように刺激する方法です。花王メリーズのスマイル子育てラボでも、医師監修のもとこの方法が紹介されています。ただし力を入れすぎないように十分注意してください。初めて行うときは、小児科で正しいやり方を教えてもらうと安心です。
水分補給を意識する
離乳食期の赤ちゃんには、食事の合間に白湯や麦茶を少しずつ与えましょう。母乳やミルクだけの時期でも、暑い季節や入浴後は水分が不足しがちです。こまめに水分を与えることで便が柔らかくなり、排便がスムーズになります。冷たすぎる水はお腹を冷やすので、常温か少しぬるめがおすすめです。
食事内容の見直し(離乳食期)
離乳食の内容を見直すことで便秘が改善するケースは多いです。以下の食材は、赤ちゃんの便秘解消に役立つとされています。
- さつまいも:食物繊維が豊富で赤ちゃんにも食べやすい食材。ペースト状にして与えましょう
- バナナ:オリゴ糖を含み、善玉菌のエサになる。月齢に合わせてすりつぶしや小さくカット
- りんごのすりおろし:ペクチン(水溶性食物繊維)が腸内環境を整えてくれる
- ヨーグルト:離乳食中期(7〜8ヶ月頃)以降なら、プレーンヨーグルトを少量から
- プルーン:ソルビトールという成分が便を柔らかくする働きがある。ペーストにして少量を
- かぼちゃ:食物繊維が含まれ、甘みがあるので赤ちゃんが喜ぶ食材
- にんじん:すりおろしや裏ごしで柔らかくすると食べやすい

赤ちゃんの便秘で気をつけたいNG行動
良かれと思ってやっていることが、実は逆効果になっている場合もあります。以下の点には注意が必要です。
- 市販の浣腸を自己判断で使う:赤ちゃん用であっても、初めて使う場合は小児科で相談してからにしましょう
- 1歳未満にはちみつを与える:乳児ボツリヌス症のリスクがあるため絶対に避けてください
- 大人用の便秘薬を少量与える:成分が赤ちゃんの体に合わず、非常に危険です
- お腹を強く押す:腸を傷つける恐れがあります。マッサージはあくまで「やさしく」が基本です
- 果汁を大量に与える:果汁の糖分でお腹がゆるくなりすぎることがあります。少量から試してください
⭐おすすめ記事
YOJOの相談の流れや料金は、こちらの記事でくわしく紹介しています。

病院を受診すべきタイミング
家庭でのケアで改善しない場合や、以下のような症状がある場合は早めに小児科を受診しましょう。
- 5日以上うんちが出ていない
- お腹がパンパンに張って嘔吐がある
- 排便時に出血がある(肛門が切れている可能性)
- ミルクや母乳の飲みが極端に悪くなった
- 機嫌が悪い状態が続き、ぐったりしている
- 体重の増加が見られない
- 発熱を伴っている
便秘が長期化すると、便が硬くなって排便時に肛門が切れてしまい(裂肛)、痛みから排便を我慢するようになる悪循環に陥ることがあります。「便秘→硬い便→痛い→我慢→さらに便秘」というサイクルを断ち切るためにも、気になる症状があれば早めの受診をおすすめします。
赤ちゃんの便秘を予防する生活習慣
便秘になってから対処するよりも、日頃から予防を意識しておくことが大切です。
授乳・ミルクのリズムを整える
規則正しい授乳リズムは腸の蠕動運動のリズムを整えることにつながります。特に離乳食が始まってからは、食事の時間をなるべく一定にすることを心がけましょう。毎日同じ時間帯に食事を与えることで、体内時計が整い排便リズムもつきやすくなります。
適度に体を動かす
まだ自分で動けない月齢の赤ちゃんでも、うつぶせ遊び(タミータイム)や足の運動を取り入れることで腸への刺激になります。タミータイムは1回3〜5分程度から始めて、赤ちゃんの様子を見ながら徐々に延ばしていきましょう。ハイハイや歩き始めてからは、たくさん体を動かす時間を確保してあげてください。
腸内環境を意識した離乳食づくり
離乳食を作る際は、食物繊維とオリゴ糖を意識的に取り入れましょう。さつまいも、かぼちゃ、バナナ、りんご、にんじんなどが赤ちゃんにも食べやすく、腸にもやさしい食材です。食材の種類を増やして、いろいろな食物繊維を摂れるように工夫してみてください。
お腹を冷やさない
赤ちゃんのお腹が冷えると腸の動きが鈍くなります。冷房の効いた部屋では腹巻きを使ったり、冷たすぎる飲み物は避けたりして、お腹を温かく保つ工夫をしましょう。

よくある質問(Q&A)
Q. 赤ちゃんが毎日うんちをしなくても便秘ですか?
A. 毎日出なくても、機嫌が良くてミルクもしっかり飲めていれば心配いりません。その子なりの排便リズムがあるので、普段のペースと比べて判断してください。3日出なくても元気なら様子を見て大丈夫なことが多いです。
Q. 綿棒浣腸はクセになりませんか?
A. 適切な方法で行えば、クセになることはないとされています。ただし毎日のように行う必要がある場合は、一度小児科で相談してみましょう。食事や生活習慣の見直しと合わせて行うことが大切です。
Q. 離乳食を始めたら急に便秘になりました。やめた方がいいですか?
A. 離乳食を始めるタイミングで便秘になるのはよくあることです。離乳食をやめるのではなく、水分補給を増やしたり食物繊維の多い食材(さつまいも、バナナ、りんごなど)を取り入れたりして対処しましょう。
Q. 母乳とミルクで便秘のなりやすさは違いますか?
A. 一般的にミルク育児の方が便秘になりやすい傾向があるとされています。ミルクに含まれるカゼインが便を硬くすることがあるためです。ただし個人差が大きいので一概には言えません。混合栄養の場合も同様です。
Q. 赤ちゃんの便秘に効くお茶はありますか?
A. 麦茶は生後1ヶ月頃から与えることができ、水分補給として活用できます。ルイボスティーもカフェインが含まれていないため赤ちゃんにも安心です。ただし、お茶はあくまで補助的なもので、母乳やミルクが基本の水分源であることを忘れないでください。
赤ちゃんの便秘は多くの保護者が経験する悩みですが、原因を正しく理解して適切にケアすれば大半は家庭で対処できます。お子さんの様子をよく観察して、無理のない範囲でケアを続けていきましょう。心配な症状がある場合は、迷わず小児科を受診してください。
健栄製薬の赤ちゃんの便秘コラムでは、月齢別の対処法がさらに詳しくまとめられています。




🌿 腸活とあわせて、体質に合う漢方も知りたい方へ
LINEで薬剤師に相談できるオンライン漢方薬店「YOJO」

- ✅ LINEで約3分の体質チェック
- ✅ 漢方選びを薬剤師に無料で相談できる
- ✅ 相談して決めた漢方を自宅にお届け
- ✅ 取り扱いは第二類・第三類医薬品
※体質チェックと相談までは無料。持病がある方・服薬中の方は医師にご相談ください


